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東京建物散歩~品川インターシティ~

東京建物散歩~品川インターシティ~

佐々木
今回の建物は品川駅の港南口にある「品川インターシティ」!

長谷川
楕円形のあのビル?

佐々木
そのビルだけじゃないんだよね。横に並んでいる3棟のビルとホールも含めて全部で「品川インターシティ」なんだ。
 


長谷川
そうなんだ!あの楕円形のビルのイメージが強くて…

佐々木
私も港南口からしか見てなかったから、今回初めて知った。(;^ω^)

槙野
こんな丸い感じで並んでるの?

佐々木
これは私がパノラマで撮ったからそう見えてるけど、こんな丸くないよ。

槙野
あ、パノラマ写真か!
奥にあるビルも結構高そうだけど、全部合わせたらかなりの規模なんじゃない?

佐々木
館内でも各ビルに移動できるようになってるから、想像以上に広い!一瞬迷いそうになったくらい。

槙野
そんなに広いんだ!

佐々木
Shop&Restaurant棟だけでも、飲食店・コンビニ・カフェ・ドラッグストア・書店・クリニック・美容室とか約30店舗以上のテナントが入っているそうだから、相当広いよ!

長谷川
このくらいの規模だとやっぱり施工はJVだよね?

佐々木
そうだね。大林組・清水建設・鹿島建設・長谷工のJV。

槙野
設計はどこなの?

佐々木
日本設計と大林組がやってるらしい。

槙野
大林組は設計もやってるんだ。

佐々木
大林組は事業主の一つでもある。
ちなみに、B棟に大林組の本社が入ってる。

槙野
そうなんだ!

佐々木
大林組の工事実績の解説で見たけど、高層棟の鉄骨は、地上でユニットフロアの先組みをして、後からタワークレーンで移動させて骨組みを立てたんだって。
あと、B・C棟のPC・ガラス複層カーテンウォールは、自然石洗い出しオムニア板とアルミサッシを同時に打ち込んだPCカーテンウォールを製作して、ガラスをはめ込んだものを工場から現場に運んで取り付けたそうよ。

長谷川
聞くだけですごい工事だったんだなというのが伝わってくる。

佐々木
A棟の建設では6,000枚を超えるインターロック式アルミカーテンウォールを使用しているらしいよ。

長谷川
6,000枚って想像もつかない…

佐々木
とにかく、資材と機材の量がすごく多いから、現場内に物流センターまで作ったらしいんで。

長谷川
建設過程とか聞くとやっぱり見方が変わってくるね。
ちなみに、こんなに広い敷地に前は何があったんだろう。

佐々木
ここって旧国鉄品川駅東口貨物ヤードがあった場所らしいよ。

長谷川
へーそうなんだ!

槙野
次品川に行く機会があれば、近くでちゃんと見てみよう!

 
 

【物件概要】
・設計:日本設計、大林組
・施工:大林組・清水建設・鹿島建設・長谷工のJV
・敷地面積:34,387.9㎡
・建築面積:20,465.0㎡
・延床面積:337,126.4㎡
・構造:地下部 SRC造、地上部 S造(一部SRC造)
・階数
 A棟:地下2階 地上32階 塔屋1階
 B棟:地下3階 地上31階 塔屋1階
 C棟:地下3階 地上31階 塔屋1階
 Shop&Restaurant棟:地下3階 地上 5階 塔屋1階
・高さ
 A棟:144.5m
 B棟:139.9m
 C棟:139.9m

 

人物紹介
佐々木
もう4月もあと少しだね!GWの予定はどう?私はカレンダー通りの休みなので、今年は家でゆっくり休む予定ー!

長谷川
私はいつものように家でゲームする予定。

槙野
私もカレンダー通りの休みだけど、有休使って実家に帰ろうと思ってる。
この記事を書いた人
CADカフェ編集部

きゃどかふぇへんしゅうぶ

CADカフェ編集部

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