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東京建物散歩~中銀カプセルタワービル~

東京建物散歩~中銀カプセルタワービル~

槙野
最近寒くなってきたわね

佐々木
やっと秋らしくなってきたね!

長谷川
これからインフルエンザとか花粉で辛い時期に突入だね…

槙野
そうね…。体調管理には気を付けましょうね!

佐々木・長谷川
そうだね!

槙野
そうそう。この間、新橋でお買い物していたら面白いマンションがあったの!

佐々木・長谷川
なになに!?

槙野
中銀カプセルタワービル!

佐々木
あ!世界で初めて実用化されたカプセル型の集合住宅だよね!?

槙野
そう!黒川記章が設計した形が珍しいマンションよ。
ハリウッド映画やドラマにも使われていたこともあるの。以前は、世界の人気宿泊先トップ40に入ったほどの有名な建造物だわ!

長谷川
へぇーすごーい!いつ作られたの?

槙野
1972年よ。
施工は大成建設で、11階建てと13階建ての2棟で構成する集合住宅なの。
1つのカプセル(1部屋)の面積は10㎡(4000㎜×2500㎜)で、総戸数にあたる140ものカプセルが積み上げられているのよ!

長谷川
え!?47年前に建てられたの!?
しかも、140戸もあるなんて!

佐々木
あたし生まれてないやー(笑)
中はどうなっているの?

長谷川
生まれてないやーって。当たり前でしょ!
生まれてたらびっくりだわ(笑)

槙野
室内は、まるで船の船室かSF映画の宇宙船を思わせるシンプルな造りよ。
ベッド、エアコン、冷蔵庫、テレビ、ラジオ、電話、オープンリール式テープレコーダー、収納などが作りつけで完備されていて、
キッチンや洗濯機置き場がないのは、食事は外で済ませて、洗濯はコンシェルジュに頼むことができたから。
レトロでありながら、近未来的な雰囲気も感じる事ができるわ。

佐々木
へぇー。中まで忠実に再現していて、備え付けだったんだ!

槙野
そうね。
1960~70年代に流行した建築運動「メタボリズム」を代表する建築よ!
20~25年ごとにカプセルを交換して、“新陳代謝”することで建物を残す「メタボリズム」の発想で建てられたの。 
でも47年経ってもカプセルは一度も交換されず、給排水管の老朽化や雨漏りが今深刻な問題よ。

長谷川・佐々木
そうなんだ。

槙野
今は、老朽化が進んでいて、取り壊し計画も取りざたされている状況..。

長谷川・佐々木
こんなにすごい建物なくなっちゃうんだ…。

槙野
その可能性もあるわね。
でも今なら、ツアーを開催しているから、室内を見ることができるわ!
今度、みんなで行ってみましょう!

長谷川・佐々木
行く行くー!!!      

 
 
 
 

【物件概要】
・着工:1971年5月
・竣工:1972年4月
・施工:大成建設株式会社
・設計:黒川紀章建築都市設計事務所
・構造形式:鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
・階数:地上11階一部13階、地下1階
・高さ:53.5m
・敷地面積:441.89m²
・建築面積:429.51 m²
・延床面積:3,091.23 m²

 

人物紹介
佐々木
そろそろハロウィンだけど今年は仮装するの?


長谷川
私はしない!そんなことより家でゲームしてたほうがたのしいもん

槙野
あたしは恥ずかしいからしないかな…

この記事を書いた人
CADカフェ編集部

きゃどかふぇへんしゅうぶ

CADカフェ編集部

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(文:喜入時生 イラスト:織田博子)

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