今回は王道でいきます！

第5回目の東京建物散歩は「東京駅」！！

今回私が注目したのは「丸の内口駅舎の設計」について♥

設計というか設計者？
丸の内口駅舎の最初の設計者って実はドイツ人なんだよ。知ってた？

さすが、ホンちゃん！検索早いねー！

当時ヨーロッパの各国が抱えていた線路容量の問題を唯一ドイツ帝国は解決していたから、ドイツの技術者をお雇い外国人で招いて色んな技術を学んだそうよ。
ちなみに、バルツァーさんは東京駅以外に、鉄道技術の指導や高架鉄道の基本設計などもやっている

あ、それは違うわ。バルツァーさんが最初設計したときは和風の入母屋破風や唐破風を取り入れた構造だったらしいよ

当時の日本ではヨーロッパの様式が人気だったから、改めて設計することになったんだって

で、それを受け継いで設計したのが辰野金吾さん。
東京駅以外に日本銀行本店や奈良ホテル本館などを手がけている方で、足掛け8年に渡って駅舎設計を完成させたそうよ

すごいでしょう！

辰野さんが依頼されたのは、5棟並べられている建物を連続させて壮観なものにしてほしいとのこと。
それで、両翼に乗車口・降車口を置き、中央に皇室口を配置する基本はそのままにし、これらをつなぐ中間部分を総3階建て構造にすることによって、水平線が通って建物のまとまり感が出るようにしたんだって

施工はあの有名な大林組。当時は新興建設会社で、指名競争入札で落札したらしい。
ちなみに、工事は設計が完了する2年前に着工してたそうよ。上部構造の概要が固まっていたこともあったけど、東京で万国博覧会を開く計画があったから、早めに基礎工事を始めたらしい

予算超過や準備の遅延などの問題があって博覧会は結局中止になったんだって

設計の話も意外と面白いでしょう？知らなかったことも多いし

私が今話したのはあらすじみたいなもんだから、詳しくはネットで調べてみて(笑)